年間消費量1億3000万本。梅雨時期に考えたい日本の傘事情。

LIFESTYLE

日本が1年で消費する傘の量が1億3000万本だという事実をご存じでしたか。

私は最近知り、衝撃を受けた数字でした。

日本の全国民が毎年1本の傘を消費している数字ですね。

年間1億3000万本という数字は世界で一番多いとも言われています。

傘の出番が多い梅雨のこの時期に日本の傘事情を考えたいと思います。

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┃日本は雨の日が多い?

日本は世界のなかでも雨の日が多ければ仕方がないと思えるかもしれませんが、日本の年間降水日数は世界13位なんです。

確かに雨の日が少ないわけではないですが、特別多いというわけではありません。

ではなぜ日本はこんなにも傘の消費量が多いのか。

私が考える理由はこちらです。

  • コンビニやキオスク、スーパー、100均等どこでも簡単に安いビニール傘が手に入る。
  • お気に入りの「マイ傘」を持つ人が少ないため「忘れたら買えばいい」というマインド。

傘の使い捨てが多いのはこの理由に尽きると思います。

私も大学生頃までコンビニで買ったビニール傘を使っていて、どこかに忘れても「まあいいや」で済ませていました。

でもあまりにも傘を忘れることが多く、その度に購入するのが馬鹿らしくなりお気にいりの長傘と折りたたみ傘を購入。

自分の意識が変わったら、あらゆるところで傘の置忘れが目に入るようになり日本の消費量の異常さに気が付きました。

┃ビニール傘はリサイクルすればいい?

意識が変わり、マイ傘を持つようになりましたが実家には使われていないビニール傘が数本ありリサイクルが出来ないか調べてみました。

調べてみるとビニール傘はリサイクルには不向きなことが分かりました。

というのもビニール傘の素材は統一されておらず、見た目ではどんな素材で出来ているのか判断出来ないため。

またビニールと骨組みや持ち手を繋ぐ接着剤が強力なので解体しずらいそうです。

他に無駄にしないは方法はないか・・・。

私の最寄り駅では急な雨が降ると駅員さんが忘れ物の傘などを置いておいてくれ、無料でレンタルが出来ます。

こういったレンタルサービスをしている場所に寄付をするのもひとつの手段ですね。

┃マイ傘を持つ習慣を

正直、日本の傘消費量を抑える具体案がないのが実情。

一人ひとりの意識を変えて傘を大切に使うことが、遠い道のりだけど確実は方法です。

まずは自分から。

今持っている傘を大切に使い、次に傘を買う時はお気に入りの1本を。

その輪を広めて少しでも無駄な消費を減らしていきましょう。

参考文献

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