雲海テラスが有名な「星野リゾート トマム」。長年「いつか泊まりたい」と思っていますが、サスティナビリティかどうかという視点でホテル紹介をしてみたいと思います。
星野リゾートグループが行っているSDGsの活動は過去の記事で紹介していますので、そちらも宜しければどうぞ。
エコツーリズムについてはこちらの記事をご覧ください。
┃「ファーム星野」とは
星野リゾート トマムが独自で行っているエコ活動としてあげられるのは「ファーム星野」です。農産物の生産活動に取り組み、そこから生まれる美しい景観や美味しい食を追及するという内容です。具体的な活動内容を解説していきます。
①美しい景観づくり

緑豊かな約 100 ヘクタールの広大な土地を利用し、牛やヤギ・羊・馬が放牧されています。また筒状の牧草ロールが転がっており、北海道らしい美しい酪農風景が楽しめるように。そしてホテル内のファームでは牧草ベット(人間用の)やハンモックが用意されており、のんびりと過ごせるようになっています。
②自然に近い飼育と生産活動
ファーム星野で飼われているホルスタインは、春から秋にかけては牛舎ではなく放牧で飼育され、十分な青草を食べられる環境が整えられているそう。ストレスレスな環境で育てることは、美味しい生産物を作ることにも繋がります。
またファーム星野でとれる牛乳はホテル内のレストランやカフェで提供されます。また「ミルクスタンド」では牛乳を加工してバターやソフトクリームを販売しているそう。
┃まとめ
豊かな地形を活かして観光と食に貢献する取り組みによって、ホテルの魅力も高まり食の安全も保障出来るシステムに。
ただ環境保全のためにビーガンになる方もいるくらい畜産業は様々な環境問題に繋がっているので、問題に取り上げられることが多いです。北海道の原風景でもある酪農業と環境保全を両立できる取り組みが増えればと思います。
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