【サスティナブルツーリズム】おすすめサステナホテルを紹介。定山渓・支笏湖・洞爺湖編。

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勝手にサスティナブルなホテルを紹介するシリーズですが、今回は定山渓・支笏湖・洞爺湖編です。どれも札幌から車をしばらく走らせた場所にあり、温泉や豊かな自然を楽しむことが出来ます。

エコツーリズムについてはこちらの記事をご覧ください。

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┃旅籠屋 定山渓商店 

新千歳空港から車で約90分、札幌からだと車で約40分の場所に位置する「旅籠屋 定山渓商店」は築47年の「渓流荘」の建物をリノベーションしたお宿。

こちらの宿の魅力は酒屋と精肉店が宿に入っているというところ。なかなか珍しいですよね。ドリンクカウンターには約30種類のお酒とソフトドリンクが用意されています。日本酒は250円から、ジョッキビールは390円と優しいお値段なのも嬉しいところです。また約100種類ほどの日本酒が保管されている酒蔵があり、時間制限付きで見学が可能。気になったお酒を飲むことも出来るそうです。精肉店に関しては、近くの高級ホテルに卸している商店。新鮮なお肉を焼肉コースとして、または朝食やランチでも頂けることが出来ます。

サステナブルポイント

  • 「必要なものは必要なだけあればいい」というコンセントからアメニティは最小限に留められています。お部屋にあるのはタオル・館内着・ハンドソープのみ。大浴場にはシャンプー・コンディショナー・ボディソープ・綿棒のみ。普段使っているものを持ち込むか、フロントで用意できるものもあるようです。綺麗に並べてあるアメニティってありがたいけど、もったいないと思うことが多いので共感できる取り組みでした。

参考:旅籠屋 定山渓商店

┃しこつ湖鶴雅別荘碧の座(あおのざ)

新千歳空港から車で約40分、札幌からだと車で約1時間10分程位置する「しこつ湖鶴雅別荘碧の座」は以前函館のホテル記事でも紹介した鶴雅グループのひとつ。

支笏湖は約4万年前に支笏火山の噴火によって出来た湖。名前の由来はアイヌ語で「大きな窪み」を意味するそう。水中の栄養が少ないことからプランクトンが少なく、透明度が高井。その透明度と澄んだ水は光に照らされることで「支笏湖ブルー」という青色の輝きを放ちます。自然の美しさを心ゆくまで贅沢に味わうことが出来るホテルです。

客室が全て支笏湖を望めるレイクビュー、そして全客室に露天風呂温泉が備えてあります。こちらもレイクビュー。温泉の効能は美肌効果があり、美容液のようなとろみのある水質が特徴なんだとか。

サステナブルポイント

  • 「ゼロカーボンプロジェクト」により年間重油消費量を約83%削減に成功。

参考:しこつ湖鶴雅別荘碧の座

┃Chashibaku Inn (洞爺湖)

チャシバクINN」は洞爺湖の湖畔にある一軒家の小さな宿。1階は豆乳焼きドーナツ屋さんで2階に客室があります。

こちらのホテルを運営されているご夫婦はもともと大阪と京都のご出身で、仕事の関係で北海道に移住することになったのだとか。旅していく中で「洞爺で暮らしたい」という気持ちが生まれ、理想の宿が誕生したそうです。旅好きにとっては自分の理想の宿を作るというのは憧れですね。そして地元民ではない、客観的に見た「洞爺の魅力」が味わえるのではないでしょうか。

宿泊費に760円追加すると1階のドーナツ屋さんの朝食が楽しめます。お任せドーナツ2種類とドリンク付き。

サステナブルポイント

  • アメニティのシャンプーやリンス、ボディソープ、ルームスプレーは「パックスナチュロン」という天然植物油を原料とする製品を使用。石油由来の合成界面活性剤や防腐剤、合成香料、合成着色料は一切使われていません。
  • 寝間着や使い捨ての歯ブラシ、くし、剃刀のレンタルはやっていない。(有料で歯ブラシ購入可)
  • 1階のドーナツ屋さんの油で揚げない豆乳ドーナツは体と自然を考えて作られています。北海道産小麦を使い、卵は壮瞥町の平飼い有精卵、洞爺湖町の低農薬玄米粉と有機豆乳、アルミ二ウムフリーのベーキングパウダーを使用するなど地元でとれる果物や野菜を取り入れているそう。

参考:チャシバクINN

┃まとめ

今回も個性豊かなホテルが集まりました。今回紹介した地域は札幌や空港から離れているので、旅行先の候補にあがることが少ないのではないでしょうか。でも都心部にはない雄大な自然を楽しめること間違いないと思います。贅沢なゆったり旅行の選択肢にいかがでしょうか。

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