【女性必見】紙ナプキンの真実とオーガニックコットンナプキンをおすすめする理由。

LIFESTYLE

最近は日本でも「生理」についての意見交換が多く交わされるようになりましたね。

25歳の筆者が小学生の時は女子だけ集められて秘密話をするかのように生理についての授業がおこなわれました。これは今でもあるあるなのかな?

「生理」に悩みは付き物ですが、なかなか相談しづらい問題なので我慢したり不快感に慣れて「しょうがない」と思うことがよくあります。

だけど大人になって生理が身体や精神面に与える影響を大きく感じるようになりました。

「今までは何も知ろうとしなかっただけで本当は生理の不快感や身体への負担をもっと減らすことが出来るんじゃないの?」と思い始めた今日この頃。

調べてみると知らない事実がたくさん・・・!!

特に紙ナプキンについては「オーガニックコットンナプキンに変えていれば良かった」と思う事実が多くあったのでシェアしたいと思います。

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┃一生で使う紙ナプキンは約1万2000枚

私たちが月に5日間~7日間だけ使う紙ナプキンですが、生涯で使う量は約1万2000枚と言われています。(1日に5枚×月5日間×40年という計算)かなりの量を消費しているにもかかわらず、紙ナプキンの原材料や体に与える影響、環境に与える影響について考えることは今までなかったのではないでしょうか。

┃紙ナプキンのほとんどが石油系素

「オーガニックコットンナプキン」以外の紙ナプキンやタンポンは石油由来のプラスチック素材によって出来ています。また日本の薬事法によって「白色であること」と定められているため塩素で漂白してあるナプキンがほとんどです。

肌にあたる部分は漂白されたポリエステル・ポリプロピレン・レーヨンなどの不織布。内部には漂白された綿状パルプ・高分子吸収剤・ポリマーなどの吸収促進剤・消臭目的のデオドラント材・香料等の化学物質が多く使われています。

紙ナプキンの材料で驚いたことは、口から入る食品では有害物質は規制されていますが日用品では使用されている点です。

石油系プラスチックを使用している製品の環境への影響も大きいです。例えば燃やすとダイオキシンの発生源になります。埋めた場合は分解され土に還ることがないのでそのまま蓄積されることになります。

下の動画はケミカルナプキンと100%オーガニックナプキンを燃やし比較したもの。ケミカルナプキン(左)は激しく燃え、黒々とした煙が上がっています。いかにも環境に悪そう。。。100%オーガニックナプキン(右)は大きな炎をあげることもなく静かに燃えていきます。少し衝撃的な映像でした。

Pads on Fire I Pads Burning

┃ケミカルナプキンの私たちの体に与える影響は?

オーガニックナプキン以外、つまりケミカルナプキンはどういった影響を体に与えるのでしょうか。

口から有害物質を摂取するのはもちろん危険ですが、肌から摂取してしまう「経費毒」というものがあります。毒素の蓄積はガンを初め、婦人病、湿疹、赤ちゃんの発達障害などの原因になると主張する専門家もいます。(ただしケミカルナプキンの使用が病気の直接的要因になっているという科学的根拠はまだありません。)

ただデリケートゾーンは体の部位別にみると「吸収率」が高いことは判明しています。

田辺三菱製薬のHP: ステロイド外用剤の皮膚への吸収率とは多少異なる部分があります
出典:https://www.hifunokoto.jp/selfmedication/182

上の図は腕の内側を1とした時の吸収倍率を表していて、陰部(デリケートゾーン)はなんと「42倍」なんです…!!

デリケートゾーンの経皮吸収率が非常に高いことは分かっていますが、ケミカルナプキンからの直接的影響は分かっていないのは事実。

ただ「ケミカルナプキンにはダイオキシンが発生する化学物質が含まれて」おり、「デリケートゾーンは経皮吸収率が極めて高い」という2つの事実だけでもケミカルナプキンの使用は控えたくなりました。

┃ナプキンを選ぶ際の3つのポイント

  1. オーガニックコットンかどうか
  2. どのように白くしているのか
  3. ポリマーを使用しているか

オーガニックナプキンを選ぶ際は上記2点を気を付けると、体と環境に優しいナプキン選びに繋がります。

無塩素漂白には、ECF(漂白そのものには塩素を使わず仕上げのみに塩素系漂白剤を使う方法) と、TCF(漂白から仕上げまで一貫して塩素を使わない方法)の2タイプがあります。出来ればTCF成法がおすすめです。

またポリマーは経血の吸収を高めるために使用されますが、その原料は石油由来。ノンポリマーナプキンをぶとびナプキンの内側も体に優しいナプキンに。

┃まとめ

科学的にはケミカルナプキンが体に悪影響を与えることは証明されていませんが、何かしらの影響を与えていそうな事実を知りオーガニックナプキンに移行しました。

オーガニックナプキンを使用することは「体が悪影響を受けているかもしれない」という可能性を低くすることが出来ると思います。また環境に与える影響も改善されるためです。

ただナプキンに限らず、「どのようにして出来ているのか」を知ることで「使う」「使わない」の選択肢が生まれると思います。そしてどのような選択をするのかは個人の自由。自分の意思で選択し、使用することが何事も大切だと感じました。

参考文献:natra care

関連記事:実際に私が「オーガニックコットンナプキン」を使ってみてレビューした記事です。使い心地が気になる方は参考にどうぞ。

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