サステナブルツーリズムを実現したいと思い、何かできることはないかと考える日々ですが今回は函館エリアのサステナブルなホテルを紹介したいと思います。
函館へは学生時代の貧乏旅行で訪れました。
夜行バスで札幌から向かい、朝から函館で遊んだら夜には船に乗り青森に向かうというなかなかハードなスケージュール。今になってはいい経験です。
今回紹介するのは「サステナブルかどうか」という基準のもと、函館エリアのホテルを30軒ほどを調べ、泊まりたい!!!と思った素敵なホテルと旅館を選びました。
そして宿泊がかなったらレビュー記事も書きたいと思います。
エコツーリズムについてはこちらの記事をご覧ください。
┃函館大沼 鶴雅リゾート エプイ
アイヌ語で「樹々の花や実」を意味する「エプイ」。
その名の通り美しく雄大なホテルに囲まれている「函館大沼 鶴雅リゾート エプイ」。ホテル内の庭には様々な植物が住んでいます。
大沼特有の温暖な気候の中で育てられた有機野菜、内浦湾で獲れた新鮮などの沼を中心とした半径50マイル(約80㎞)圏内の食材にこだわったお料理が特徴です。
サステナブルポイント(鶴雅グループの活動)
- 大沼50マイルスローフード×旬の厳選食材
- 温泉熱を利用してCO2排出削減
- 温泉熱を冷暖房や給油に利用し、年間の重油使用料を83%カット(「鶴雅」と「鄙の座」)
┃函館大沼プリンスホテル
エプイ同様に美しい緑と湖に囲まれている「函館大沼プリンスホテル」。
自然を感じる上質なホテルステイに加え、ゴルフやジップラインなどアクティブに過ごしたい方におすすめしたいです。
サステナブルポイント(プリンスホテル&リゾーツ含む)
- プラスチック製ストローの廃止とゴルフ場の使い捨てごみ袋の提供の停止
- 自然エネルギーを活用した発電施設を利用し年間約797万kwhの電力を発電し、約2,666tのCO2を削減
- 温泉熱を利用し年間約2,473tのCO2を削減
- 排水や雨水をろ過、殺菌し中水として再利用
- 一部レストランから出た生ごみを肥料に変え、その肥料をおさめた農家から野菜を仕入れる「ヤサイクル」の実現
- 2泊以上宿泊の方を対象にノークリーニングサービスを実施。タオル等の交換が不要の方には「館内利用券」をプレゼント
- 清掃などの周辺地域の環境保全活動
- CO2の排出量や電力消費量を抑えた設備の導入
- 敷地内の倒木を活用した子供向け教室の実施など、廃材の活用
┃旅庭 群来(くき)
函館空港から車で約1時間半のところに位置する「旅庭 群来」。
客室、食事、温泉といいホテル空間の細かいところまでこだわりが詰まっています。
客室は7部屋のみとなっており気鋭の建築家・中山眞琴氏によって設計されています。
サステナブルポイント
- 徹底的な「地産地食」。自社農園で生産する野菜や羊肉、卵などを中心に半径25キロ圏内の新鮮な食材を厳選しています。
- 温泉熱を利用した暖房・給湯などの省エネルギーを徹底。
- 調理で出た生ゴミを堆肥にして自社農園で使用。
- 「群来再興」をかかげ、江差の春告魚(にしん)文化の新たな歴史を刻み未来に引き継いで行くために積極的な発信活動
┃まとめ
この記事を書くにあたり、函館エリアのホテル30軒ほどチェックしましたが、環境保全に力をいれているホテルは少なかったです。今回紹介したホテルはどこも素敵で、魅力的。コロナが終息したらぜひいかがでしょうか。
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