【脱プラ】歯ブラシは天然素材でエコに。年間廃棄量36億本の歯ブラシについて考える。

LIFESTYLE

先日、家で使っている歯ブラシを天然素材の物に買い換えました。

歯ブラシを買い替えるにあたり、検討した歯ブラシ達を紹介します。

この記事はこんな悩みを解決します。

  • エコな生活をしたい
  • 大量生産の物を消費するのではなく好きなものに囲まれて生活したい
  • 環境にいい歯ブラシを探している

歯ブラシ以外にエコなオーラルケアアイテムを探している人はこちらの記事をチェック! 

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どうしてプラスチック歯ブラシはダメなの?

プラスチック製ゴミによる海の汚染が深刻となり、私たちの食事にも影響を受けている事実をご存知ですか?

↓ 使い捨てプラスチックのデメリットをまだ知らない方はこちらの記事もご覧ください ↓

スウェーデンの歯ブラシメーカーのThe humble co.によると世界で1年間に廃棄される歯ブラシはなんと約36億本。

さらに歯ブラシの構造を見てみると、一般的なものは持ち手もブラシ部分もプラスチック。

歯ブラシは一定期間使った後は買い替えるに物なので、必然的に使い捨てプラスチックごみになる運命なのです。

ではどうしたらいいのか。

答えは「天然素材」の歯ブラシを選ぶこと。

代用品は天然素材の歯ブラシ

プラスチック製歯ブラシの代わりにオススメしたいのが「天然素材」の歯ブラシ。

持ち手は竹やバイオマス、ブラシ部分は豚や馬の毛が使われているものなど。

天然毛を使った歯ブラシは程よい硬さがあり、へたりにくいのが特徴です。

ただ実際に探してみると100%「天然素材」と言い切れる歯ブラシはほぼ無く(ほとんどが持ち手は竹だけどブラシはプラスチック)、あったとしても海外からの取り寄せで非現実的なお値段。

そして動物の毛を使用した歯ブラシは動物愛護の点から「あまり使いたくない」と思う人もいると思います。

ということで今回紹介する3つのブランドは100%「天然素材」ではないけれど、環境問題へ取り組む姿勢が信頼できるブランドを選ぶポイントにしました。

おすすめブランド1:Brush with Bamboo

一つ目に紹介したいのがカリフォルニアのブランド「Brush with Bamboo」

このブランド最大の特徴は「ナイロン38%、ひまし油62%」のブラシを利用しているところ。

多くブランドはブラシ部分はナイロン100%が目立ちますが、快適さを求めながら少しでも「プラスチックを減らし石油依存を減らす」姿勢が感じられます。

その他の特徴を簡単にまとめるとこんな感じ。

  • ブラシは「ナイロン38%、ひまし油62%」、持ち手はオーガニックバンブー
  • アメリカ農務省に「95%植物由来」と公認されている
  • パッケージも、テープや糊を使わない紙箱入り
  • ハンドル部分に接着剤不使用
  • 内袋はセルロース製で(植物由来)、庭で堆肥化できる
  • 日本からの購入はAmazonで4本セットを購入可。公式サイトは英語のみなのでAmazonの方が購入しやすいかも。ちなみに1本あたり984円と少しお高め。

おすすめブランド2:mana.

mana.」は人や動物への負担が少なく、使い捨てプラスチック製品を出来るだけ減らすゼロウェイスト商品を取り扱っているブランド。

こちらのブランドの歯ブラシの特徴は多くのプラスチックに使用されている有害化学物質のBPAが含まれない「ナイロン6」というブラシを使用しているところ。

確かにプラスチックではありますが、ペンチなどでブラシ部分を引っこ抜くことが出来るので捨てる際の分別が簡単にできるので環境への配慮が感じられます。

  • 持ち手は世界的な森林認証であるFSC認定を受けた100%オーガニックバンブーを使用
  • ブラシはBPAフリーナイロン6を使用
  • ブラシ部分をペンチ等で抜けば自宅でのコンポスト可
  • パッケージはクラフトペーパーが使われており、資源ごみとしてリサイクル可能
  • 公式HPは日本語対応あり
  • Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングでも1本から購入できる

おすすめブランド3:エコデジャパン

最後に紹介するは国内ブランドの「エコデジャパン」。

先に紹介したブランドとの違いは「馬毛」を使用している点。

天然の馬毛は水分を含むと程よい柔らかさが出て、歯のエナメル質を落とすことなくブラシの方が摩耗していくので歯にやさしい素材。

その他の特徴かこんな感じ。

  • 持ちて部分は1年で成長する植物を資源とするポリ乳酸等(とうもろこしでん粉)と国産の竹繊維を使用
  • ブラシはバイオマス(植物資源)と馬毛で出来ており廃棄処理する際の燃焼カロリーが低くCO2の増加もない
  • 天然素材なので長期間経つと分解が始まるため、持ち手使用期限が印字されている(2年間の使用期限)
  • パッケージは可燃ごみとして処分が出来る木材セルロース素材
  • 購入は公式HPからのみ。

ホテルのアメニティ問題が深刻です。

歯ブラシの廃棄を大量に出しているのは家庭ではなく、ホテルや旅館などの宿泊施設。

たしかに1、2回使ったらゴミ箱にポイしますよね。

ただ世界的な「脱プラ」の風潮を受けて、日本のホテルでも使い捨て歯ブラシを廃止する宿泊施設も増えてきました。

「エコな取り組みをしているかどうか」という視点もホテル選びの基準に付け加えてはどうでしょうか。

もちろん利用したい人も居ると思うので歯ブラシのアメニティを置くことを否定しませんが、旅先でもエコなライフスタイルで過ごせたら清々しい気持ちになること間違いなしです。

↓ 地域別にエコホテルをご紹介 ↓

まとめ

生活から少しずつ脱プラしたい私の選択は「日用品から脱プラする」こと。

最初は「環境問題をどうにかしたい」という思いが強かったですが環境問題を気にしすぎると辛くなることも。

なので今では「プラスチック製品ような大量生産の商品より好きなものに囲まれたい!」という基準で買い物をするようになりました。

そうしたら気持ちも楽になるしポジティブな生活が送れるように。

歯ブラシを替えるだけでも、歯を磨くたびに、「自分や環境を大切にしている」という自信と安心が生まれます。

一緒にワクワクする生活を作っていきましょう!

↓ 今回紹介した商品一覧 ↓

↓ 歯ブラシ以外の脱プラアイデアはこちらをチェック! ↓

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