何かメモしようとしたら、署名をしようとしたら、筆記用具がない。
そんな時あなたはどうしますか?
コンビニに走って買いに行くか、はたまた人に借りるか。
身近な存在だからこそ、ぞんざいに扱われがちのボールペン。
そんなボールペンの国内年間消費量はなんと8億本。
365日で割ると220万本が毎日消費されています。
しかもその多くが使い捨てのプラスチック製となるとゴミの量は膨大になります。
今回はボールペンを脱プラする4つの方法をご案内。価格や購入しやすさなど総合的な難易度別に紹介します。
↓ 「プラスチックが私たちに与える影響」について知りたい方はこちらの記事をチェック ↓
難易度低め:替え芯を利用する

最近はコンビニでも目にすることが多くなったボールペンの替え芯。
低価格のプラスチック製ボールペンでも替え芯が用意されているボールペンは着実に増えています。
ちなみにゼブラのボールペンは全て替え芯の用意があり、1本からオンラインストアで購入可能。
私は修正が出来るフリクションの3色ボールペンをここ数年愛用しています。フリクションの替え芯は文具店だけでなく、本屋さんでも売ってるので非常に便利!
難易度低め:金属製ボールペンを購入

金属製のボールペンは耐久性に優れていえ、万年筆と違ってカーボン模写にも使えて便利。
高級感ある見た目がビジネスの場では「出来る人」を演出してくれる効果もあります(たぶん)。
プラスチック製に比べて高価ですが、使ううちに手に馴染んでくるのも良いところ。
名入れサービスを利用すればより特別になるし、大切な人へのプレゼントにも最適です。
私が愛用してるのはTiffanyとスワロフスキーのボールペン。
スワロフスキーであれば3,000円代から購入出来るので1本目におすすめです。
もちろん替え芯もあるので長く使えますよ。
難易度そこそこ:万年筆デビュー

その名の通り「万年」使える万年筆。
手に入れるのは簡単ですが、書き慣れるのに時間がかかるかも。
でも独特な書き味を楽しめればハマるかもしれません。
インクの補充は「カートリッジ式」と「吸入式」の2種類。吸入式で、ペン先が腐食に強い金素材の万年筆が長持ちすると言われています。
軸の部分はプラスチック製もありますが、木製や樹脂製、金属製など様々。
価格の目安としてAmazonや楽天へのリンクを貼りますが、試し書きをして好みの質感を探求することをオススメします。
難易度高め:エコ素材ボールペンを購入

エコ素材ボールペンとして注目を集めている「LIMEX(ライメックス)」という素材。
石灰石とポリオレフィン樹脂で出来ています。
石灰石を約60%含むので、従来のプラスチックに比べ水・木材・石油の使用量が削減されます。
元々は紙素材の代替品として注目を浴びていましたが、「脱プラ」が広がりプラスチックの代替品としても期待されています。
このLIMEXを使ったボールペン「uni LIMEX」が三菱鉛筆株式会社から発売されました。
もちろん替え芯も発売されてます。
エコ素材ボールペンを「難易度高め」に設定したのは販売場所がまだ少なく試し書きのチャンスが少ないから。
ロフトなどの大型文具店では買えるみたいですが浸透するにはまだ時間がかかりそう。
まとめ
結論、ボールペンは簡単に脱プラ出来るアイテムの1つです。
4つともプラスチック製ボールペンに比べると少し高額ですが、自分のお気に入りを見つければ自然と愛着が湧いてきます。
また無くすことも減るでしょう。
ノベルティなどでもらったボールペンはカバンに忍ばせて知り合いが忘れた時に貸してあげるのもありです。
誰もが使う日用品だからこそ、気を使う人が増えれば無駄な消費がかなり減らせるのではないでしょうか。
↓ ボールペン以外に脱プラ出来るものがないか知りたい方はこちら ↓
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